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2019年度

夏合宿

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2019年9月14日から16日にかけて山梨県富士河口湖町のホテル光風閣くわるびにて駒村圭吾研究会2019年度夏合宿が開催されました。2日間を通して夏合宿では、ゼミ生が5班にわかれて『憲法学の病』の分析・検討を行いました。
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本合宿には、憲法9条の学説やその論理構造を理解することで、駒村ゼミの目標の一つ、法的思考能力(リーガルマインド)を養う、という目的があることを確認した上で、ゼミ生による発表をはじめました。

1班、2班は、課題図書における著者の主張を、国際法の沿革、憲法通説、憲法前文等を参照してまとめました。3班の発表では、著者の主張に加え、憲法9条に関する少数派学説を批判的に分析しました。発表に加え、駒村圭吾先生との問答を通して、課題図書で展開される9条論や諸学説を客観的に理解を深めました。

4班では、憲法制定に関する通説に加え、集団的自衛権容認の閣議決定に関する学者の意見を分析しました。また5班では、学者が唱える「立憲主義」、「軍事権」を、著者の主張と交えて、検討しました。4・5班の発表を通し、1日目の知識を基礎に、9条に関する言説を様々な視点から分析しました。2日間の学習を通して、憲法9条に関する理解に加え、法的思考を鍛えることができました。

 

学習後には、レクリエーションを行いました。天然記念物である富岳風穴・鳴沢氷穴を観光した後、富士五湖の一つである西湖でバーベキューやキャンプファイヤーを行い、リフレッシュできました。レクリエーション後の宴会では、合宿参加者が一堂に会し、交流を深めました。

 

駒村先生、院生の方々、14期、15期が談笑して、思いがけない発見や人柄を知る、素敵な機会となりました。夏合宿では、憲法学におけるフレームワークを自覚的に学修した上、秋学期のゼミナール活動に向けて、有意義な学問探求を行うことができました。

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夏合宿
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